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【夏バテ予防その⑫「漢方薬!」】大阪府/東大阪市/八尾市/柏原市/近鉄八尾/河内山本/高安/恩智/東洋医学/ 自律神経失調症/鍼灸ゆーせん

夏バテ予防その⑫「漢方薬!」


夏バテは暑さや湿気で胃腸が弱り、食べ物の栄養をカラダに送れない状態です。


症状は食欲不振、頭重感、頭痛、めまい、倦怠感、下痢、口の粘つきなど。


・漢方薬!


①藿香正気散(かっこうしょうきさん)

冷たい飲食物でお腹が冷え下痢などの時に、胃腸を整える働きがあります。

藿香とはシソ科の植物で別々パチュリとも言われます。


②香砂六君子湯(こうさりっくんしとう)

ねばねばした唾がたまり、痰が絡む時、お腹が空かない、お腹が重たい時に胃腸を整える働きがあります。


「香砂」とは香附子、縮砂、藿香の3つ。香りが良く気の巡りを整え、消化器の余分な水分を取り除く。


「六君子湯」とは人参(にんじん)、白朮(びゃくじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)、大棗(たいそう)の6つ。胃腸の機能を高め、消化器の余分な水分を取り除く。


③参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)

食欲不振、体力低下、軟便の時に使います。


人参(にんじん)、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)の3つの生薬の頭文字を取ってこの名前になります。


④補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

体力低下、消化力低下、下痢止めなどに使います。

人参(ニンジン)、黄耆(オウギ)、蒼朮(ソウジュツ)、白朮(ビャクジュツ)、柴胡(サイコ)、当帰(トウキ)、升麻(ショウマ)、陳皮(チンピ)、生姜(ショウキョウ)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)が含まれ ます。


藿香正気散に含まれるシソ、ショウガ、ナツメなどは、胃腸ケアにおかゆに加えて食べると良いです。


詳しくは医師又は薬剤師にご相談ください。

(参考資料・季節の不調が必ずラク~になる本・瀬戸佳子)



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