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執筆者の写真鍼灸ゆーせん

五月病は肝の弱りが原因です!】大阪府/東大阪市/八尾市/柏原市/近鉄八尾/河内山本/高安/恩智/東洋医学/ 自律神経失調症/鍼灸ゆーせん

更新日:7月9日

5月病は「肝」の弱りが原因です。


ゴールデンウィークを過ぎると「5月病」で悩む方が増えてきます。


春は自律神経の乱れやすい時期です。

春の不調「5月病」西洋医学では解明できていませんが"東洋医学"では理論が確立しています、しかも遥か2000年程前から。

 

「肝について」

東洋医学での「肝」は西洋医学の肝臓そのものではなく様々な働きがあります。


肝の働き


①全身に気を巡らせる(疏泄(そせつ)作用)。

疏泄(そせつ)作用を簡単に説明すると「気持ちをリラックス」する作用です。ストレス、怒り、緊張などで疏泄作用がうまくいかないと、イライラ・、落ち込み、情緒不安定、手足の冷え、頭痛、などが現れます。


②蔵血(ぞうけつ)作用

血を「肝」に貯蔵し、体の状態に合わせて血流をコントロールする作用です。ストレス、怒り、緊張などで蔵血(ぞうけつ)作用がうまくいかないと、不眠症、めまい・ふらつき・髪のパサつき、肌の乾燥、筋肉痛、眼精疲労(眼疾患)などが現れます。


「春は肝が影響する季節」

春は進学や就職など環境の変化が多い時期で当然ストレスが発生します。

「肝は春」と言われ、良くも悪くも「肝」が影響します。「肝」の疏泄(そせつ)作用と蔵血(ぞうけつ)作用がストレスにより異常になった状態を「五月病」と言います


 「対策」

・全身に気を巡らせる(疏泄(そせつ)作用)を意識して、気持ちをリラックスして心身共にゆとりをもって生活しましょう。


・蔵血(ぞうけつ)作用を意識してストレス発散する時は発散して、休む時は何も考えずしっかりと休む事が大切です。


・「肝」を元気にする食事は梅干しや酢などの酸味のあるものです。必ず食後摂取しましょう。


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